【ICカード】官民合同懇談会がICカード乗車券共通化を提言
「四国における鉄道ネットワークのあり方に関する懇談会」は7月27日に高松市で第3回会合となる最終会合を開き、最終提言をまとめた。
この提言の中では交通系共通ICカード乗車券の導入にも触れられており、今後の鉄道利用者の増加に向けて、四国内の私鉄やバスなど公共交通機関共通のICカードの導入を促している。また、四国島内の鉄道高速化や災害に強い鉄道システムの導入についても提言している。
今後、この提言書を国に提出し働きかけるとともに、シンポジウムを開催するなどして四国各県の県民に提言内容を説明し広報活動に努めていく。また、鉄道事業者や4県、経済団体などで構成する検討準備会を新たに設置し、事業化調査の早期実施に向けて基礎調査の検討に取り組み議論を深めるとしている。
「四国における鉄道ネットワークのあり方に関する懇談会」は四国4県、経済団体、関係機関、学識経験者で組織された懇談会で、昨年2010年4月に初会合を開き、協議を進めてきていた。
【参考】
・四国新聞「四国に新幹線を/鉄道あり方懇最終会合」(2011/07/28 09:44)
・日本経済新聞「四国にスーパー特急方式で新幹線を 官民懇談会が最終提言」(2011/7/28 5:48)
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